金買取の流れとは?査定ステップやかかる時間も併せてご紹介!

2023年1月25日に金の1gの相場が8,800円を超え、過去最高金額の相場になりました。相場が高くなったらすぐに売りたいですよね。しかし、売り方がわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、金の相場が高くなったときにすぐ売りたい方のために、金買取の流れと査定方法をご紹介します。

金買取5つのステップ

金買取

金買取は下記の5つのステップで行います。

査定員による金製品の鑑定

まず、スタッフや査定員が金の鑑定を行います。目視や専門機器を使い、鑑定します。

買取金額の見積もりを提示

次に鑑定の結果から、見積もりを提示してくれます。見積もりは毎日変動する金の相場価格、金の純度、金の重さを測るなどして金額を出します。

本人確認書類を確認、申込書を記入

見積もり金額に同意して買い取ってもらうなら必要書類を確認し、申込書に記入します。

金の正確な重量を確認

再度金の正確な従量を専門の機械を使用して計ります。金額に納得がいかない場合は買取をキャンセルしても構いません。ご自身の希望を伝えるようにしてください。

最終的な買取金額を即金、または振込で支払い

最終的な買取金額に納得したら、金の買取が成立、現金または振り込みでお金が支払われます。

査定方法の種類

金買取の査定方法の種類は以前、対面での鑑定が主流でしたが現在は、インターネットのなどの普及により対面でなくても鑑定ができるようになりました。査定方法の種類は下記の5つです。

店舗査定

出張査定

宅配査定

メール査定

チャット式査定

それぞれの特徴やメリットをご紹介します。自身の都合などの合わせてよいものを選んでみてください。

2.1店舗査定

店舗に直接金を持って行って査定してもらう方法です。基本的に当日中に査定が終わり、金額がわかります。

店舗があいている時間帯であれば、自身の都合に合わせて店舗に金を持って行くことができ、その場で査定、支払いが行えるため、支払いまでのすべてのステップがスムーズに行えます。

しかし、わざわざ店舗に出向く必要があるため、店舗が近くにないと手間がかかり、店舗混雑時に査定したい金を持って行くと待つ必要があるデメリットがあります。査定を待ちたくないのなら事前に予約するか、電話で確認するとよいでしょう。

2.2出張査定

出張査定は、査定するスタッフがお客様の自宅まで伺い査定する方法です。わざわざ店舗に出向く手間がなく、査定時間メールやチャット式査定に比べるとスムーズです。

しかし、査定するスタッフが来る時間帯に家にいる必要があり、金製品の数や金額が高いと、当時支払いに対応できない場合もあります。

あらかじめどれくらいの金を売りたいのか伝えておくと予想して必要な分の現金をスタッフが用意してくれるかもしれません。実際に金を見ないと正確な鑑定ができないため、若干の誤差が生じる可能性もあります。

2.3宅配査定

自宅に段ポールなどの無料の宅配キットが届くため、それに金を入れて業者に送リ査定してもらう方法です。出張査定と異なって家にいなくてもよく、宅配業者が運んでくれるために持ち運ぶ手間はなくなります。

しかし、宅配ですので査定結果が出るまでに時間を要するケースが多く、梱包に手間がかかります。また、業者によって返送料が発生する場合があります。

2.4メール査定

メール査定では、写真を撮って送るだけで簡易的な査定を行ってくれます。いつでも気軽に査定でき、金を送らなくてもよいため、安心です。

しかし、実際に見ているわけではないために、金額に大きな誤差が出る可能性が高く、写真写りが悪いと正確な査定額が出ないケースもあります。また、実際に見るのではなく写真のため査定に時間がを要する場合があります。

2.5チャット式査定

スマートフォンやパソコンからチャットアプリを利用して査定を行う方法です。メール査定をチャットで行うだけですので、ほとんどチャットアプリと同じです。

チャット式査定もメール同様で気軽に利用でき、宅配査定と違い金製品を郵送しないため安心です。また、チャット形式ですので、質問がしやすい特徴があります。

しかし、メール査定同様、写真での査定のために簡易的な査定であり、実際の買取金額とは大きな誤差があるかもしれせん。また、写真写りが悪いと正確な査定が出せず、査定に時間を有します。

金買取に必要なもの

金買取

金買取に必要なものはなんでしょうか。手ぶらで金買取はできません。本人確認証などは絶対に必要になってきます。下記のものが買取に必要です。金を売るときは必ず持参してください。

運転免許証などの顔写真付きの本人確認書類

健康保険証などの顔写真のない本人確認書類の場合は2点必要

マイナンバー(200万円を超える取引の場合のみ)

顔写真付きの本人確認証は1点で大丈夫ですが、顔写真がないものは本人確認書類が2点必要になるため注意が必要です。また、200万を超える取引の場合は本人確認書類に加えてマイナンバーが必要です。

査定にかかる時間

査定にかかる時間はどのくらいでしょうか、査定方法によって異なりますが、短くて3分から30分程度で終わります。意外と短いと思った方も多いのではないでしょうか。

査定してほしい金の量によっても査定時間は異なります。金が多ければ多いほど査定時間が長くなっていきます。メール査定やチャット査定の写真での査定は簡易的な査定のため、比較的時間は短いです。

しかし、写真写りが悪いなど写真が見にくいものであれば時間がかかります。また、宅配査定の場合は査定自体の時間はそこまでかかりませんが、ダンボールなどの宅配キットが届くまでの時間と金を梱包して店舗へ届ける時間があります。

全部の工程が終わるまでは1.2週間を要します。すぐに鑑定してお金がほしいという方には向いていません。メールやチャット査定は一般的に24時間以内に返信があるでしょう。鑑定ができない場合は、スタッフから連絡が来るはずです。

査定までの工程すべてを考えたときに、最も早く査定が終わるのは店舗での査定です。すぐに査定してお金がほしいという方は店舗査定をおすすめします。

査定するものが多く、運ぶのが大変なら出張査定や宅配での査定がおすすめです。近くに店舗がないという方も出張査定がおすすめです。自身の都合に合わせて査定方法を選んでみてください。

査定の流れや方法は店舗によって異なるため、事前に電話で確認しておくとよりスムーズに査定を終わらせることができるでしょう。

またあらかじめ、金の重さや種類について自分で確認しておくのもおすすめです。時間に余裕があれば金の相場も調べておくとよいでしょう。

査定を受けても相場を知らなければ見積もり金額が妥当なのかが判断できないため、相場を調べるのも非常に重要です。相場以上で売りたいなどの考えがあれば必ず事前に相場を調べていきましょう。

まとめ

金買取

金買取の査定方法流れと査定方法などをご紹介しました。金の価値があがったときすぐに売却できるように、今から流れや査定方法を把握しておきましょう。

把握しておけば売りたいときにスムーズに売れます。査定方法は自身の都合に合わせて選んでみてください。

金の価値は経済や為替の状況によって変動しています。いつ下がるかはわからないため、買取金額が高いときに金の売却を行いましょう。